- 2024/11/21 掲載
日本生命、40年ぶり予定利率上げ=平準払い年金や終身保険で
日本生命は21日、保険料を定期的に支払うタイプの個人向けの平準払い保険について、一部を除き予定利率を引き上げると発表した。年金保険などの貯蓄性商品が対象で、同社がこれらの商品の予定利率を引き上げるのは約40年ぶり。日銀の政策金利引き上げに伴う「金利のある世界」の到来で、運用環境が改善していることを踏まえた。
来年1月2日以降の新規契約から適用する。予定利率は、年金保険が現在の0.60%から1.00%、終身保険は同0.25%から0.40%、学資保険は0.85%から1.00%にそれぞれ引き上げる。年金保険の場合、同額の保険金を受け取るのに支払う保険料は最大5%程度安くなる見込み。
【時事通信社】
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