- 2024/11/20 掲載
南アCPI、10月は前年比+2.8% 利下げ観測強まる
[ヨハネスブルグ 20日 ロイター] - 南アフリカ統計局が20日発表した10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比2.8%と前月の3.8%から鈍化し、2020年6月以来の低水準となった。
燃料価格の下落が主因。食品価格の上昇率も鈍化した。
市場では南アフリカ準備銀行(中央銀行)が今週、追加利下げを実施するとの見方が強まっている。
インフレ率が3%を割り込んだ月は過去20年間で数えるほどしかない。
ロイターがまとめた市場予想は3.1%だった。中銀目標(3%─6%)の中間値である4.5%を大幅に下回った。
政府が規制するガソリン・軽油価格は10月に1リットル当たり1ランド以上引き下げられた。
ロイター調査によると、中銀は21日に政策金利のレポ金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて7.75%とする見通しだ。
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