• 2024/11/15 掲載

英中銀、世界的なリスク考慮し金利据え置くべき=マン委員

ロイター

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[ロンドン 14日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のマン委員は、インフレ上振れリスクが消失するまで英中銀は金利を据え置くべきとの見方を示した。米大統領選でのトランプ氏の返り咲きに伴う米国発のリスクなどを考慮する必要があるという。

マン氏はプロフェッショナル・エコノミスト協会の講演で、インフレと生産の見通しが不透明な状況では「情勢の進展について理解を深め、インフレリスクが政策スタンスの変更を正当化できるほど十分に低下したか適切に評価するための時間的余裕を持つことができる」と指摘。

現在の状況では、インフレ持続性が十分に緩和されたという証拠が明らかになるまで政策金利をしっかりと維持し、その後は断固として行動するというのが「積極的な政策スタンスだ」とした。

マン氏は、英中銀が7日、政策金利を5%から4.75%に引き下げることを決定した際、唯一据え置きを主張し利下げに反対している。

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