- 2024/11/13 掲載
FRB、リスクに「適切に対応」 経済良好=リッチモンド連銀総裁
バーキン総裁は、力強い消費と生産性の高い労働力を背景に、米経済は良好な状態にあると指摘。これにより、FRBは利下げに着手することができたと述べた。
FRBは先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの追加利下げを決定。バーキン氏はこれについて「制約的な度合いが幾分か低い」水準への政策の再調整との見方を示した。
FRBの今後の政策については、企業の行動次第になると言及。大統領選が終了した今、企業が将来について楽観的になるか、景気後退への対応策を維持し解雇で対応するか次第になると述べた。
その上で、金融市場の混乱や地政学的な要因による経済への衝撃など、極端なシナリオも存在すると指摘。「FRBは経済がどのように展開しても、適切に対応できる態勢にある」と語った。
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