- 2024/10/30 掲載
米アルファベット、第3四半期業績が予想超え AI投資が結実
[29日 ロイター] - 米グーグルの持ち株会社アルファベットが29日に発表した第3・四半期決算(7─9月期)は、売上高・利益とも市場予想を上回った。デジタル広告事業の着実な成長と、人工知能(AI)にけん引されたクラウドサービス需要の急増が寄与した。
株価は時間外取引で3%超上昇した。
スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)はAIへの投資が検索事業とクラウド事業を通じて「実を結んでいる」と述べた。
動画投稿サイト、ユーチューブの広告収入は12%増の89億2000万ドル。ピチャイCEOによると同事業の収益は過去4四半期で500億ドルを超えた。
アルファベットの総収益の中で最も大きな割合を占めるデジタル広告の売り上げは658億5000万ドルに増加した。前年同期は596億5000万ドルだった。
グーグルのクラウドプラットフォームの売上高は113億5000万ドルに増加し、アナリスト予想の108億6000万ドルを上回った。
1株当たり利益は2.12ドル。アナリスト予想は1.85ドルだった。
第3・四半期の売上高は15%増の882億7000万ドル。LSEGがまとめたアナリストの平均予想は863億ドルだった。
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