- 2024/10/30 掲載
ファイザー、第3四半期売上高・利益が予想上回る コロナ治療薬が寄与
総売上高は177億ドル。市場予想は149億6000万だった。
「パクスロビド」の売り上げは27億ドルと、アナリスト予想の4億5640万ドルを大きく上回った。同四半期中のコロナ感染率の上昇が影響した。
ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」の売上高は14億2000万ドル。LSEGがまとめた予想は合計8億7000万ドルだった。
第3・四半期の決算を受けて、「パクスロビド」と「コミナティ」の年間売上高見通しを従来の85億ドルから105億ドルに引き上げた。
通年の1株利益は2.75─2.95ドルになるとし、下限と上限を共に0.30ドル引き上げた。
ただ、株価は軟調に推移しており、ファイザーの株価は午前の取引で1%超下落している。
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