- 2024/10/17 掲載
8月第3次産業活動指数は102.7、前月比1.1%低下=経産省
[東京 17日 ロイター] - 経済産業省が17日に発表した8月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は102.7(2015年平均=100.0)で、前月比1.1%の低下となった。経産省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
11業種中、10業種が低下方向に影響した。「運輸業、郵便業」は、道路貨物運送業や、運輸に附帯するサービス業が前月の上昇の反動もあり前月比3.1%の低下となった。「情報通信業」は、情報サービス業、通信業ともに不調で同1.5%の低下となった。その他、「卸売業」は1.2%、「生活娯楽関連サービス」は1.1%。「事業者向け関連サービス」は0.6%、「不動産業」は0.7%、「電気・ガス・熱供給・水道業」は0.7%、「小売業」は0.1%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.1%、「医療、福祉」は2.4%、それぞれ低下した。
上昇方向に影響したのは1業種。「金融業、保険業」は保険業や金融商品取引業、商品先物取引業が好調で1.8%の上昇となった。
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