- 2024/10/17 掲載
米石油・ガス業界M&A、第3四半期は6期ぶりの低水準
昨年全体のM&A総額は1920億ドルと過去最高を記録。大半は、米最大のシェール産地であるパーミアン盆地に絡む案件だった。
こうした動きを経てパーミアンの取引案件が乏しくなり、ディットマイヤー氏によると、エネルギー上流部門のM&Aが減少するのは必然だったという。
実際第3・四半期で最も規模が大きかったデボン・エナジーとクアンタム・キャピタル・グループがそれぞれ買い手となった2つの案件は、いずれもパーミアン盆地以外の地域が対象だった。
ディットマイヤー氏は、かつての買い手の一部は保有資産圧縮目的で売り手に回ったと指摘。オキシデンタル・ペトロリアムがパーミアン・リソーシズに8億1800万ドルで資産を売却した事例などを挙げた。
関連コンテンツ
PR
PR
PR