- 2024/10/16 掲載
世界のファンドマネジャー、インドから中国に乗り換え=調査
[ムンバイ 16日 ロイター] - BofAセキュリティーズの調査によると、世界のファンドマネジャーはインドへの投資を減らし、中国への投資を増やしている。中国が一連の景気刺激策を発表したことが背景。
同社は15日付のリポートで「中国の政策転換を受けて、経済成長への期待が復活した。回答者は今回は違うと感じており、別の投資機会を探すのを止め、再び中国に注目している」と述べた。
一方、8月時点ではインドをオーバーウエートにしているファンドマネジャーが相対的に多かったが、足元ではポジションに変化が見られるという。アンダーウエートにシフトしたか、中立にシフトしたかは不明。
エーデルワイス・アセット・マネジメントのトリディープ・バタチャリヤ株式担当最高投資責任者(CIO)は「中国市場はバリュエーション面でかなり魅力的になっており、景気刺激策への期待も相まって資本を引き付けている」と述べた。
BofAによると、インドの12カ月先PER(株価収益率)は24倍で、過去10年間の平均を約23%上回っている。中国は10.7倍で、長期平均を約7%下回っている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR