- 2024/10/16 掲載
独アディダス、通期見通しを再度上方修正 第3四半期好調で
[15日 ロイター] - 独スポーツウエア大手アディダスは15日、通期業績予想を上方修正した。上方修正は今年3度目。第3・四半期の業績が予想を上回ったことや、「サンバ」や「ガゼル」などのスニーカー需要が追い風となりブランドに勢いがあることを理由に挙げた。
ビョルン・グルデン最高経営責任者(CEO)は2年前に米ラップ歌手のYe(イェ)(旧名カニエ・ウエスト)と決別して、収益性の高いスニーカーブランド「Yeezy(イージー)」を突然打ち切って以来、アディダスブランドの再起に取り組んでいる。
為替変動の影響を除いた今年の売上高伸び率について、従来予想の1桁台後半から10%程度に引き上げた。
通期利益見通しは、従来予想の10億ユーロから12億ユーロ(13億1000万ドル)に修正した。
第3・四半期の売上高は前年同期比7%増の64億3800万ユーロで、アナリスト予想の64億1600万ユーロを小幅に上回った。2年間のイージーの売上高を除くと、前年同期比で14%増えた。
同社によると、第4・四半期はイージーの在庫販売による利益への貢献はなくなる見通し。
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