- 2024/10/16 掲載
経済対策、施策積み上げ昨年を上回る規模に=青木官房副長官
Shiho Tanaka
[東京 16日 ロイター] - 青木一彦官房副長官は16日午前の会見で、石破茂首相が2024年度補正予算の規模に言及したことに関連し、経済対策について「これから具体的な施策を積み上げ、昨年を上回る規模としていく」との認識を示した。
共同通信などによると、石破首相は15日、新たな経済対策の財源となる補正予算に関して、「きちんとした積み上げの下に、昨年の補正予算を上回る大きな予算を成立させたい」と述べた。
青木官房副長官は「昨年の経済対策が補正予算13兆円、事業規模37兆円程度であったことを踏まえつつ、今回の経済対策について、これから具体的な施策を積み上げ昨年を上回る規模としていく予定となっている」と説明した。
一方、北朝鮮が前日、南北連結道路の一部を爆破したことに関して、青木副長官は「北朝鮮の行為は南北間の緊張を高めるものであり、事態のエスカレーションにつながらないことが重要」と指摘。今後の北朝鮮の動向について必要な情報の収集分析、警戒・監視に全力を挙げていくとした。
韓国軍合同参謀本部は15日、北朝鮮が非武装地帯で韓国とつながる道路と鉄道の北朝鮮側の一部区間を爆破したと明らかにした。これに対し、韓国軍は軍事境界線の南側で警告射撃を実施した。
*発言の詳細を追加しました。
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