- 2024/10/16 掲載
豪ウッドサイド、第3四半期生産が記録的高水準 通期予測引き上げ
[シドニー 16日 ロイター] - 豪石油・ガス大手ウッドサイドは16日、7─9月の生産量が記録的な高水準になったと発表、通年の生産予測を小幅に上方修正した。
セネガルのサンゴマールでの増産や季節要因による国内のガス需要増加が背景。
通年の生産量予測は従来の1億8500万─1億9500万石油換算バレルから1億8900万─1億9500万石油換算バレルに修正した。
メグ・オニール最高経営責任者(CEO)は、欧州の貯蔵施設が能力の限界に近づいているにもかかわらず、アジアと欧州から強い価格シグナルが出ていると指摘。
「市場が厳冬を警戒し、かなり早い時期にガスのニーズを満たしておきたいと考えていることを示す価格シグナルが依然存在する」と述べた。
7─9月の売上高は前四半期比21%増の36億8000万ドル。ビジブル・アルファがまとめたコンセンサス予想の32億9000万ドルを上回った。平均実勢価格は1石油換算バレル当たり65ドルと、前四半期の62ドルを上回った。
7─9月の生産量は5310万石油換算バレル。前四半期は4440万石油換算バレルだった。
同社はロンドン証券取引所に上場している株式を上場廃止にすることも明らかにした。取引高の低迷と管理コスト削減が理由。11月19日が最終取引日となる。
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