- 2024/10/16 掲載
サムスンのインド工場スト、1カ月余りでようやく終結
労働組合「CITU」に支援された従業員1000人強が、賃上げと組合の承認を求めて9月9日から工場近くで抗議活動を続けていた。近年インドで発生したストとしては最大級の規模だった。
インド現地法人は、CITUによるスト終結呼びかけの決定に歓迎の意を表明。ストにただ参加しただけの従業員は罰しないと述べたが、特定の従業員に何らかの処分を下すかどうかは言及しなかった。歩み寄りの具体的な条件にも触れていない。
タミルナド州政府はスト終結を確認し、経営陣と従業員の代表が加わった話し合いが行われたと説明した。今後経営側が従業員の要求に文書で回答する方針だという。
この工場は約1800人が働き、冷蔵庫、テレビ、洗濯機などの家電製品を生産している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR