- 2024/10/16 掲載
ボーイング労働者、シアトルで大規模集会 賃上げ案改善など要求
[シアトル 15日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングの工場労働者数百人が15日、シアトルの組合本部で大規模集会を開き、賃上げ案を改善するようケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)への圧力を強めた。
労働者らは会社側が先週発表した1万7000人の人員削減について、賃上げと年金の改善を求める闘争継続をためらわせることはないとロイターに語った。
ワシントン州選出のカントウェル、マリー両上院議員ら民主党議員は双方に書簡を送り、「労働者らが会社のために行っている不可欠でかけがえのない仕事を認める賃金と福利厚生を提供する」相互に有益な合意を成立させるよう求めた。
ボーイングではワシントン州など米北西部の組合労働者3万3000人が9月13日にストに突入。4年間で40%の賃上げなどを求めている。ストにより「737MAX」、「767」、「777」の生産が停止している。
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