Maria Martinez

[ベルリン １５日 ロイター] - 欧州経済センター（ＺＥＷ）が１５日発表した１０月のドイツ景気期待指数は１３．１となり、９月の３．６から大幅に上昇した。ロイターが集計したアナリスト予想の１０．０も上回った。

ＺＥＷのワムバッハ所長は上昇要因として、インフレの安定化見通しと、それに伴う欧州中央銀行（ＥＣＢ）の追加利下げ観測を挙げた。

また、ドイツの輸出市場に明るい動きが見られるほか、ユーロ圏、米国、中国の経済への見通しも大幅に改善していると指摘した。

一方、現況指数はマイナス８６．９で、９月のマイナス８４．５から低下した。