- 2024/10/14 掲載
自動車大手、新事業創出に期待=「モビリティショー」、15日から
200以上の企業・団体がモビリティー(移動手段)関連の製品やサービスを展示する「ジャパンモビリティショー」が、15~18日に幕張メッセ(千葉市)で開かれる。今回は、自動車関連事業者が新規事業創出へ向けた商談を行う。トヨタ自動車などの自動車大手は、脱炭素やデジタルトランスフォーメーション(DX)の分野で新興企業などとの新たな協業を目指す。
主催する日本自動車工業会は5月、モビリティショーの開催を従来の隔年から毎年に変更すると発表。今回は一般向けの「見本市」ではなく、自動車関連企業と新興企業といったビジネスマッチングの場となる。
参加企業による製品展示も行われる。トヨタは小型モビリティー向けなどの持ち運べる水素カートリッジを国内で初めて公開するほか、水素を燃料とする「液体水素エンジンGRカローラ」を展示。三菱ふそうトラック・バス(川崎市)は、ごみ回収のため下車した運転手についてきてくれる電気自動車(EV)の次世代型ごみ収集車を出展する。
10月15~18日には、デジタル技術の国際展示会「シーテック」も合同開催される。
【時事通信社】 〔写真説明〕「ジャパンモビリティショー」でトヨタ自動車が出展する水素エンジン車「液体水素エンジンGRカローラ」(同社提供) 〔写真説明〕「ジャパンモビリティショー」でトヨタ自動車が出展する持ち運び可能な水素カートリッジ(同社提供) 〔写真説明〕「ジャパンモビリティショー」で三菱ふそうトラック・バスが出展する次世代型ごみ収集車(同社提供)
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