- 2024/10/12 掲載
NY外為市場=ドル横ばい、一連の経済指標を消化
労働省がこの日発表した9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比1.8%上昇。食品価格の上昇を背景に市場予想の1.6%上昇を上回ったものの、7カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。
前日発表の9月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇。市場予想の2.3%をやや上回ったものの、2021年2月以来約3年半ぶりの小幅な伸びにとどまった。
クラリティフォレックス(サンフランシスコ)のエグゼクティブディレクター、アマルジット・サホタ氏は「FRBが年内にどこまで利下げを実施するか、過度に積極的だった観測が後退している」と述べた。
CMEフェドウオッチによると、FRBが11月の会合で0.25%ポイントの利下げ決定する確率は91%。金利据え置きを決定する確率は9%。
主要通貨に対するドル指数は横ばいの102.91。前日は、FRBによる大幅利下げ観測の後退を背景に103を超える水準に上昇し、8月半ば以来の高値を付けていた。
ユーロ/ドルは横ばいの1.1093ドル。
英ポンド/ドルは0.08%高の1.3072ドル。
ドル/円は0.35%高の149.12円。
中国人民元は0.22%高の1ドル=7.067元。
暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが5.38%高の6万2930.00ドル、イーサが3.8%高の2456.70ドル。
ドル/円 NY終値 149.13/149.16
始値 149.06
高値 149.28
安値 148.82
ユーロ/ドル NY終値 1.0937/1.0939
始値 1.0935
高値 1.0952
安値 1.0927
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