- 2024/10/09 掲載
ハネウェルが先端材料部門スピンオフへ、航空などの事業に集中
バークレイズが110億ドルと評価する先端材料部門は、防弾装甲や医薬品パッケージなどの分野に材料を供給している。
ビマル・カプール最高経営責任者(CEO)は「先端的な特殊化学品や素材への持続的な需要があることを踏まえ、われわれは今がこの事業を独立させる適切な時期だと確信している」と述べた。またスピンオフを通じて、ハネウェルの売上高の季節的な変動を抑制できるという。
カプール氏は昨年CEOに就任して以来、同社の軸足をいわゆるオートメーションの巨大トレンドや未来の航空、エネルギー移行に転換させる取り組みを進めてきた。
スピンオフは来年末もしくは2026年初めまでに完了する公算が大きい。
今後は先端材料部門独立後の経営陣や取締役が指名される予定。2024年度の先端材料部門の売上高は37億─39億ドルとなる見通しだ。
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