- 2024/10/09 掲載
仏経済、第3四半期は0.2%成長見通し 五輪効果は限定的=中銀
9月の産業活動加速と8月のパリ五輪開催に伴うサービス部門活性化が背景だが、政治危機や新政権の経済・予算政策を巡る不確実性に加え、国際紛争で経済見通しが不透明になっているという。
中銀は、五輪によりパリ地域を中心に接客、イベント管理、警備の活動が増加し、成長をさらに0.25%押し上げる可能性があるとしていたが、9月はその影響が薄れ、レジャー、レンタカー、臨時雇用、接客の活動が鈍化したと指摘した。
フランス国立統計経済研究所(INSEE)は先月、第3・四半期の成長率は0.4%となるものの、五輪効果が薄れるにつれて第4・四半期には0.1%のマイナス成長に転じると予想した。
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