- 2024/10/07 掲載
ドイツ不動産取引、1─9月は若干増加 底打ちの兆しか
1─9月の投資用不動産の取引額は前年同期比5%増の234億ユーロ(約256億6000万ドル)。過去数十年で最悪とされる不動産危機を経て、底打ちの兆しが出てきている。
JLLは、欧米の利下げが状況の安定に寄与していると指摘。
しかし、JLL(ドイツ)のリサーチ責任者、ヘルゲ・ショイネマン氏は「取引の急増にはつながらないだろう。緩やかな回復を期待するだけだ」と話した。
欧州、特にドイツの不動産はかつて、金利の低下で需要が喚起され、活況を呈してきた。しかし、その後は金利と建築費の急激な上昇を背景にデベロッパーの経営が悪化、不動産危機に陥った。
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