- 2024/10/07 掲載
米鉱業大手クール、加シルバークレスト17億ドルで買収 銀需要増加で
銀の価格は今年35%近く上昇し、約12年ぶりの高値近辺で推移。金相場高騰に追随していることに加え、銀は太陽光パネルや電子機器などで使われ、工業用需要が高まっている。
今回の買収は株式交換方式で行われ、シルバークレストの株主は、同社株1株当たりクール株を1.6022株受け取る。
クールはメキシコ、米国のネバダ、アラスカ、サウスダコタ各州で事業を展開。シルバークレストはメキシコのソノラ州でラスチスパス銀山を保有する。
買収により、2025年のクールの銀生産量は2100万オンスに増加する見通し。今年は推計1070万─1330万オンス。金も25年は43万2000オンスと、今年の31万─35万5000オンスから増加する見込み。
買収手続きは25年3月までの完了を予定している。
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