- 2024/10/05 掲載
FRBの大幅利下げ観測後退、好調な雇用統計受け
公表前までは、年内に少なくともあと50ベーシスポイント(bp)の利下げがあるとみられていたが、これが打ち消される格好となった。
米労働省が発表した9月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比25万4000人増で予想(14万人増)を大幅に上回った。失業率は4.1%で前月の4.2%から低下した。
コーペイの首席市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は、「FRBは金融緩和策をはるかに慎重に進めると予想される」と述べた。
金利先物は現在、来年半ばまでの米連邦公開市場委員会(FOMC)で、それぞれ25bpの利下げが実施され、現行4.75─5.0%のレンジにある政策金利が3.25─3.5%程度に引き下げられるとの見方を織り込んでいる。
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