- 2024/09/04 掲載
英サービスPMI、8月改定53.7 4月以来の高水準
速報値は53.3だった。同国では労働党が圧勝した7月4日の総選挙以降、事業が好転した兆しが出ている。
サービス部門の投入価格と産出価格の上昇ペースは2021年初め以来の低水準となった。
S&Pグローバルのエコノミクス・ディレクター、ティム・ムーア氏は「サービス部門の回復が浮き彫りになった。経済情勢の改善と国内政治の安定を受けて顧客の需要が拡大した」と述べた。
ただ、今後1年に対する楽観的な見方はやや後退し、雇用の伸びも鈍化した。
同氏は「利下げ期待や経済全般の安定した回復が企業信頼感を下支えしている。ただ秋の予算案を控え、政策の不透明感を懸念する声もあった」と述べた。
サービス業と製造業を合わせた総合PMI改定値は前月の52.8から53.8に上昇。速報値の53.4から上方修正された。
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