- 2024/09/04 掲載
ソフトバンクG出資の印オブビジネスがIPO計画 最大10億ドル調達
[ニューデリー 3日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)が出資するインドの企業間原材料取引サイト運営企業オブビジネスのバベッシュ・ケスワニ最高財務責任者(CFO)は3日、国内で新規株式公開(IPO)を計画していると語り、主幹事を務める金融機関の指名は間近だと明らかにした。最大で10億ドルの調達を目指す。
同氏がIPO計画について公にコメントしたのは初めて。バンク・オブ・アメリカとシティ、JPモルガン、モルガン・スタンレーの4行と積極的に交渉中で、2025年下半期の上場を計画しているという。
調達総額は7億5000万─10億ドルの見込み。新株で約2億ドル、残りは既存株主の保有株式の売り出しで調達する。調達資金は債務返済と既存事業の育成に充てるという。
オブビジネスはソフトバンクGと米投資会社タイガーグローバルが合計で約15%、国際投資会社アルファ・ウエーブ・グローバルが18%の株式を保有。業界関係者によると、企業評価額60億─90億ドルを目指しているという。ケスワニ氏はこの件についてコメントを控えた。
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