- 2024/08/14 掲載
独海運ハパックロイド、上期75%減益でも市場の強さ強調
ロルフ・ハッベン・ヤンセン最高経営責任者(CEO)は「前年の非常に好調な業績には及ばなかったものの、旺盛な需要とスポット運賃の改善により、2024年上半期は良い結果を達成できた」と評価。
「下半期は継続的な成長と質の高いサービスにさらに注力していく」と語った。
上期純利益は7億3200万ユーロ(8億0447万ドル)。前年同期は29億ユーロだった。
利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)は48%減の18億ユーロ、利払い・税引き前利益(EBIT)は68%減の8億1300万ユーロとなった。
同社は紅海での治安情勢を受けた輸送能力拡大ニーズに応えるため、今年に入り新たな船舶とコンテナを追加した。
通年のEBITDAは32億─42億ユーロ、EBITは12億─22億ユーロを見込む。
同社は非常に不安定な運賃と大きな地政学的課題を背景に、見通しは不確実性が高いと指摘した。
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