- 2024/08/07 掲載
日本株売りは行き過ぎ、依然魅力的な投資先=ブリッジウォーター
[ニューヨーク 6日 ロイター] - ヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツは6日、投資家への書簡で、日本株の急落は行き過ぎであり、日本株は依然として魅力的な投資先だとの考えを示した。書簡に詳しい関係者が明らかにした。
5日の東京株式市場では日経平均株価が12.4%下落した。下げ幅は1987年の「ブラックマンデー」時を超えた。
ブリッジウォーターは、5日の急激な売りは一時的なもので、基本的な状況に大きな変化はないと指摘した。
日経平均株価は6日急反発し、前日比10.2%高で終了した。
ブリッジウォーターは、日銀の先週の利上げに伴う円高や主要国の経済成長鈍化が日本株を圧迫し、円を低金利で借り、米ドルなどの高金利通貨に投資する「円キャリー取引」の解消が株価への一段の重しになったと説明した。
その上で、日本株は引き続き魅力的な投資先だと指摘した。
ブリッジウォーターは、円キャリー取引に積極的に関与していたかどうかは明らかにしていない。
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