- 2024/08/07 掲載
円キャリー巻き戻し、50%程度完了 なお継続の見通し=UBS
UBSジャパンのマクロストラテジスト、ジェームズ・マルコム氏は6日付の顧客向けメモで、ドル・円キャリートレードがピーク時に少なくとも5000億ドルまで拡大したと指摘。ここ2─3週間で約2000億ドルの巻き戻しがあったという試算を示し、巻き戻しは終わっていないと述べた。
その上で、今後どの程度解消されるかは「金利差の水準ではなく、金利差の変化に大きく左右される」と指摘。「急速な巻き戻しが起こった1998年と比較すると、さらなる巻き戻しが進むことが予想される」とした。
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