- 2024/08/06 掲載
大企業の24年度設備投資は前年比21.6%増、EV・半導体など拡大=政投銀
[東京 6日 ロイター] - 政策投資銀行が6日に公表した大企業の設備投資動向調査によると、2024年度の設備投資額は前年比21.6%増と23年度実績の6.9%増から大幅に拡大した。電気自動車(EV)・半導体関連の能力増強投資や、インバウンド拡大を受けた空港機能の増強投資などが増えるという。
24年度の設備投資見込みは、1980年代以降では22年度(26.8%増)に次ぎ、18年度に並ぶ高水準。
内訳は、製造業が前年比24.7%増、非製造業が20.0%増。業種別では、石油が46.9%増、化学が半導体・EV向け材料中心に34.1%増、非鉄金属が半導体・EV用増産で30.9%増など。運輸も、車両新造や空港機能拡張で21.1%増などだった。
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