- 2024/08/06 掲載
日本特化ヘッジファンドの損失3.7%、過去最大=ゴールドマン
5日の日本株の12%急落は、企業株のファンダメンタルな価値に基づいて取引する銘柄選択者にとって、「大きなパフォーマンス」の低下をもたらした。
アジア時間の取引終了時点で、日本に特化したヘッジファンド・マネジャーは過去3営業日で7.6%減少。
ゴールドマンによると、過去3営業日の取引でこれらのヘッジファンドの年初来の利益が全て失われ、実績は横ばいとなった。
5日に株式市場は急落し、日本株は一時、1987年の株価大暴落(「ブラックマンデー」)の下落を上回った。米国の景気後退への懸念からリスク資産の売りが膨らんだ。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測も高まった。
ヘッジファンドは2日時点で、日本関連の資産を新型コロナウイルス禍以来の速いペースで売却したが、ロングポジションから撤退してショートポジションを増やしたため、日本へのエクスポージャーは減少していなかった。
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