- 2024/08/02 掲載
ファンダメンタルズ悪くない、投資と賃上げの力強い動き継続=株安で経産相
[東京 2日 ロイター] - 斎藤健経産相は2日の閣議後会見で、東京株式市場で日経平均株価が一時2000円を超えて大きく下落したことを受け「投資と賃上げの力強い動きは継続している。経済のファンダメンタルズは決して悪くない」との認識を示した。
そのうえで「経産省としては金融市場と産業動向を注視しながら、市場動向に一喜一憂せずに積極的な産業政策を着実に展開していきたい」と述べた。
ホンダと日産自動車が1日、検討してきた協業について、電気自動車(EV)の基幹部品の共通化を目指すことなどを発表した。
斎藤経産相は、デジタル化の分野で国際競争力が激化している自動車産業に危機感を持っているとし、協業の動きについて「わが国の自動車会社が前向きにチャレンジしていくこと、国際競争を勝ち抜いていくことに大いに期待している」と述べた。そのうえで「さらなるスピード感を持って具体的な取り組みに進んでいくことを期待している」とした。
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