- 2024/08/01 掲載
エヌビディア時価総額、1日で3300億ドル増加 米史上最大の伸び
[31日 ロイター] - 31日の米株市場で、半導体大手エヌビディアの時価総額が約3300億ドル増加した。米市場上場企業の1日の伸びとして過去最大を記録した。
この日は半導体関連を中心に買いが入り、エヌビディアは13%近く上昇した。マイクロソフトが30日の決算発表で、人工知能(AI)関連設備投資の大幅な増加を明らかにしたことからエヌビディア製プロセッサーの強い需要が続くとの期待が高まった。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が今年通期のAI向け半導体の売上高見通しを上方修正したことにも支援された。
DAデビッドソンのシニアアナリスト、ギル・ルリア氏は「マイクロソフトは主力のクラウド事業の伸びが鈍化したが、設備投資は大幅に増加した。これはマイクロソフトの株主からエヌビディアの株主への富の移転を意味する」と語った。
時価総額の伸びでこれまでの過去最大は2月22日にエヌビディアが記録した2770億ドルだった。
同社の時価総額は2兆8800億ドルと、アップル、マイクロソフトに次いで3番目の大きさとなった。
LSEGによると、エヌビディアの時価総額は終値で6月18日に3兆3400億ドルに達し、過去最高を記録した。
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