- 2024/08/01 掲載
メタ、第2四半期売上高が予想上回る ネット広告事業が好調
Katie Paul Yuvraj Malik
[31日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズが31日発表した第2・四半期決算は売上高が市場予想を上回った。第3・四半期の売上高も明るい見通しを示した。インターネット広告が好調で、人工知能(AI)への投資増をカバーできる可能性が示唆された。
決算発表を受け、株価は時間外取引で一時4%高となった。
4─6月期の売上高は22%増の391億ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想の383億ドルを上回った。
第3・四半期の売上高は385億─410億ドルと予想。中間値はアナリスト予想の391億ドルをわずかに上回った。
イーマーケターのアナリスト、マックス・ウィレンズ氏は「メタのAIとメタバースへの支出について投資家が抱いていた懸念は、この四半期の業績によって和らぐ可能性が高い」と指摘し、「利益率が健全なことから、投資家は今後の計画への積極的な投資に安心感を抱くはずだ」と語った。
第2・四半期のコストは7%増加したが、収益の伸びがコストの伸びを大幅に上回った。営業利益率は29%から38%に上昇した。
6月の1日当たりのデイリーアクティブユーザー数(DAP)は前年比7%増の32億7000万人だった。
2024年の設備投資が370億─400億ドルになるとの見通しを示した。従来の350億─400億ドルから上方修正した。
24年の経費は960億─990億ドルとの予想を据え置いたが、インフラ関連コストが25年も経費を押し上げる主な要因になると説明した。
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