• 2024/07/31 掲載

メキシコ第2四半期GDP鈍化、来月利下げ再開との観測強まる

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[30日 ロイター] - メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が30日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.2%増と第1・四半期の0.3%増から伸びが鈍化し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.4%増を下回った。

プラス成長は11期連続。ただ高金利や物価高、最近のメキシコペソ安による競争力低下などを背景に、成長ペースは減速が続いている。

こうした中で市場では、メキシコ中央銀行が8月8日の会合で利下げを再開するとの観測が強まりつつある。

中銀は3月に25ベーシスポイント(bp)の利下げを決めた後、5月と6月の会合では根強いインフレを理由に政策金利を11%に据え置いた。

パンテオン・マクロエコノミクスのエコノミスト、アンドレス・アバディア氏は「実質GDP成長率はここ数四半期で急減速しており、中銀は今後の会合で緩やかな利下げを迫られるとの見方を助長する材料になる」と指摘した。

キャピタル・エコノミクスの新興国市場エコノミスト、キンバリー・スパーフェッチャー氏は、第2・四半期GDPは幅広い分野で精彩を欠き、メキシコ経済に前向きの力がなかなか働かないことが改めて示されたと説明。こうした経済の弱さや、7月前半のコア物価上昇率の下振れ、9月に米連邦準備理事会(FRB)の利下げが見込まれる点が、メキシコ中銀に利下げ再開を促す要素になると予想した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます