- 2024/07/31 掲載
円急騰、152円台後半=日銀利上げ報道で、株500円超安―東京市場
31日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台後半に急騰した。日銀が同日の金融政策決定会合で追加利上げを検討するとの報道を受けて円が買われ、東京市場としては約1週間ぶりの高値水準となった。午前9時現在は152円62~64銭と前日比2円27銭の円高・ドル安。
会合では、国債買い入れの減額について具体的な計画も決める。市場では「今回は利上げを見送るとの見方が多かったので、報道は意外感があった」(邦銀)との声が聞かれた。
一方、東京株式市場では、日経平均株価が一時前日比500円超下落した。為替が円高・ドル安に振れたことが、自動車など海外売上比率の高い業種の株価の重しになったほか、金利の上昇が業績にマイナスに働きやすい不動産株も軒並み下落した。
【時事通信社】
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