- 2024/07/30 掲載
米マクドナルド、世界既存店売上高が13四半期ぶり減少
クリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は、消費者がお得なセットメニューなどを求める傾向が以前より強まっており、「消費者心理は主要市場の大半で引き続き低迷している」と述べた。
米既存店売上高は0.7%減。前年同期は10.3%増加していた。
昨年の売上高のほぼ半分を占める海外市場での売上高は、フランスの低迷が響き、1.1%減少した。
予想より緩慢なペースとなっている中国の回復や、中東情勢の悪化もマイナス要因となった。
調整後の1株当たり利益は2.97ドルで、市場予想の3.07ドルを下回った。
マクドナルドは6月終盤に米国内で5ドルのセットメニューの販売を開始し、8月まで延長する見通し。
2024年の営業利益率については、40%台半ばから後半のレンジとする見通しを維持した。
決算発表後、マクドナルドの株価は約3%高で推移。年初来では約15%値下がりしている。
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