- 2024/07/27 掲載
ECBインフレ対応の最後の一歩、依然厳しい=シュナーベル氏
シュナーベル氏は「われわれは引き続き、来年にかけてインフレが徐々に目標である2%に収束すると予想している」としながらも、「サービスインフレの高止まりが長引いていることは、インフレとの戦いの『最後の1マイル』が特に難しいことを示している」とした。
多くのECB幹部が追加利下げに前向きな姿勢を示す中、シュナーベル氏は慎重な姿勢を崩さなかった。
シュナーベル氏は、6月利下げ時のECBの予想と「いくつかのデータが完全に一致したわけではない」とし、「自動的に」この利下げが「一連の追加利下げ」に続くわけではないと述べた。また利下げのペースはデータ次第だとした。
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