- 2024/07/25 掲載
ホンダ、中国の生産能力2割減=年内、苦戦のガソリン車
ホンダは25日、中国でのガソリン車の生産能力を年内に29万台減らす方針を明らかにした。中国での年間生産能力は現在149万台で、削減規模は2割となる。世界最大の自動車市場である中国では電気自動車(EV)の普及が急速に進み、EVへの対応で出遅れた日本メーカーは苦戦している。ガソリン車の生産体制を縮小し、中国事業の立て直しを進める。
ホンダが中国の生産能力を縮小するのは初めて。年産5万台の能力を持つ広東省広州市の工場を10月に閉鎖する。年産24万台の湖北省武漢市の工場も11月から停止する。
【時事通信社】 〔写真説明〕ホンダのロゴマーク
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