Heekyong Yang

[ソウル ２５日 ロイター] - 韓国の現代自動車が２５日発表した第２・四半期決算は、利益率の高いスポーツ多目的車（ＳＵＶ）の好調な販売と為替要因で利益と売上高が過去最高だった。

ただ、インフレと高金利が消費者を圧迫し、価格競争が激化しているため、先行きは不透明と警告した。

純利益は４兆ウォン（２８億９０００万ドル）で、２０２２年第２・四半期以来の四半期の過去最高となった。前年同期は３兆２０００億ウォンだった。

ＬＳＥＧがまとめたアナリスト２１人の予想平均は３兆４０００億ウォン。

国内での販売は前年同期比１０％減。第１・四半期は１６％減だった。

米国での販売は２．２％増加した。利益率の高いＳＵＶが全体の約８０％を占め、ハイブリッド車は４２％急増した。

アナリストは、第２・四半期にウォンが対ドルで４．３％下落したことも海外での売上高と利益の押し上げに寄与したとみている。