- 2024/07/25 掲載
中国の大手国有銀行、預金金利引き下げ 利下げ受け
中国人民銀行(中央銀行)は22日、7日物リバースレポ金利と最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を10ベーシスポイント(bp)引き下げていた。
預金金利の引き下げを発表したのは、中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、中国銀行、交通銀行。各行のウェブサイトによると、預金金利の引き下げ幅は5─20bp。
今後、他の銀行も追随するとみられる。
同国の銀行が一斉に預金金利を引き下げるのは昨年12月以来。昨年は3回の引き下げが行われた。
銀行は国内経済を支援するよう圧力を受けており、預金金利の引き下げは資金調達コストの低下につながる。預金金利低下を受けて消費意欲が高まる可能性もある。
中国工商銀行は要求払い預金の金利を5bp引き下げ0.15%とした。1年物預金金利は10bp引き下げ1.35%に、2年物以上は20bp引き下げ1.45─1.8%とした。
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