- 2024/07/24 掲載
独総合PMI、7月速報値は48.7で予想外の50割れ 製造業不振
[ベルリン 24日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた7月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.7で、6月の 50.4から低下した。ロイター調査の予想は50.7だった。
好不況の分かれ目である50を予想外に下回った。
サービス部門PMIは52.0で6月の53.1から低下。アナリスト予想は53.3だった。
製造業PMIは42.6で6月の43.5からさらに後退した。アナリスト予想の44.0も下回った。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「深刻な問題のようだ。ドイツ経済は製造業の急激かつ劇的な落ち込みに引きずられ再びマイナス圏となった。製造業が世界経済の好転から恩恵を受けられるという希望は消え去ろうとしている」と述べた。
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