• 2024/07/24 掲載

英国の決済、昨年の現金比率は過去最低の12%

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
David Milliken

[ロンドン 24日 ロイター] - 英金融業界団体UKファイナンスが24日公表した年次決済報告書によると、英国の個人と法人の決済で現金が使われる比率は昨年、過去最低の12%となった。

昨年は成人の39%に相当する2210万人が、1カ月間で現金を使う回数が1回以下だった。

ただUKファイナンスの決済担当マネジングディレクター、ジャナ・マッキントッシュ氏は、英国は完全なキャッシュレス社会へ向かっているわけではなく、2033年時点でも現金決済は全体の6%を占めるとの見通しを示した。

同氏は「英国では現金はなお使用頻度が2番目に高い決済手段であるが、現金の利用は減っており、ほぼキャッシュレスで生活している人が増えている」と述べた。

10年前には現金の比率は半分を超えていたが、その後、最も使われる手段はデビットカードに交代し、昨年はデビットカードが全決済の51%を占めた。クレジットカードの比率は10%前後で推移している。

昨年は英国でのカード決済のうち約60%が非接触型だった。アップルペイやグーグルペイといったモバイル決済に登録された成人は全体の42%を占め、比率は2022年の30%から大きく上昇した。

一方でUKファイナンスは、日常の支払いで主に現金を利用している成人は全体の2.6%に相当する150万人と推計。2022年の90万人から大きく増え、2019年以降で最多となった。

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます