［２３日　ロイター］ - 米国で暗号資産（仮想通貨）イーサリアム（イーサ）現物の上場投資信託（ＥＴＦ）の取引が２３日に始まった。

バンエックやフランクリン・テンプルトン、フィデリティなど５社のＥＴＦはシカゴ・オプション取引所（ＣＢＯＥ）で、ブラックロックのＥＴＦはナスダックで、ビットワイズとグレースケールのＥＴＦはニューヨーク証券取引所で、それぞれ取引されている。

イーサの時価総額は仮想通貨最大のビットコインに次ぐ規模。ビットコイン現物のＥＴＦは既に今年１月、取引を開始した。

コノトクシアの市場アナリストは「イーサＥＴＦは、ビットコインＥＴＦほどの資金を集めないかもしれないが、仮想通貨市場の発展という面では重要な前進だ」と指摘した。

ギャラクシー・リサーチは、イーサＥＴＦに月間１０億ドルの資金が流入する可能性があると予想している。