- 2024/07/23 掲載
中国、MLF融資の担保要件引き下げで「資産飢餓」緩和=証券時報
人民銀行は22日、市場で取引可能な債券の規模を拡大するため、MLFの担保要件を引き下げると発表した。
要件の引き下げは、中国国債市場が記録的な上昇を続け、中央銀行が繰り返し警告を発し、利回り低下に歯止めをかけて市場のバブルを防ぐための措置を講じている中で行われた。
MLFの残高は7兆元(約9624億4000万ドル)を超え、担保の大半は国債と地方債だ。
証券時報は人民銀関係者の話として、変更を受けて金融機関が長期債の売却を選択すれば、大量の債券が放出され、債券市場における「資産飢饉」の圧力が効果的に緩和されると報じた。
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