- 2024/07/22 掲載
カカオ豆の皮でデニム=明治などが開発、産地支援で
明治(東京)は22日、カカオ豆の種皮を素材として活用したデニムやTシャツをファッションブランドなどと共同開発したと発表した。南米などカカオ産地の支援の一環。同社が23年に立ち上げたブランド「CACAO
STYLE(カカオ
スタイル)」の新商品として、協力企業のオンラインショップなどで販売する。
カカオ豆の種皮である「カカオハスク」は、チョコレートの生産過程で発生するが、これまで積極的に活用されてこなかった。今回明治は、ジーンズ大手のエドウイン(東京)と共同でカカオハスクを粉末状にして混ぜ合わせたデニム生地を作った。同社のブランド「EDWIN(エドウィン)」でこの生地を使った商品を今秋以降、数量限定で発売する予定だ。
また、23日から31日まで東京・表参道で期間限定で特設する店舗では、ファッションブランド「CLOUDY(クラウディ)」と制作した、カカオハスクを使ったTシャツやポーチなども販売。カカオ果汁を使った限定ドリンクなども提供する。
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