- 2024/07/19 掲載
ECBの戦略見直し、物価目標や金利見通し巡り議論せず=総裁
ECBは2021年に前回の戦略見直しを実施した際、25年に新たな見直しを実施すると発表していたが、ラガルド総裁はこの日、今回の見直しは中間的な評価であり、新たな包括的見直しではないと表明した。
ラガルド総裁は「対称的な2%の中期目標に関する議論を意図的に排除したため、インフレ目標については議論されないだろう」とし、「将来的にはECBの次期総裁によって議論されるかもしれないが、私の任期中には議論されない」とした。
また米連邦準備理事会(FRB)が使用しているドットチャートの導入についても議論しないとした。
ラガルド総裁によると、戦略見直しは比較的早期に開始され、25年後半に終了する。
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