• 2024/07/06 掲載

カナダ失業率、6月は6.4%と2年5カ月ぶり高水準 早期利下げ論強まる

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Promit Mukherjee Ismail Shakil

[オタワ 5日 ロイター] - カナダ統計局は5日、6月の失業率が6.4%に上昇したと発表した。2年5カ月ぶりの高水準。人口が急増する中、十分な雇用が確保できない状況が浮き彫りになった。

特に若者の失業率が新型コロナウイルス禍の期間を除くと約10年ぶりの高水準に達したことも示された。カナダ銀行(中央銀行)が今月利下げに踏み切るとの見方が強まっている。

6月の雇用者数は差し引きで市場予想の2万2500人の増加に対して1400人減となり、足元のカナダ経済の低調な現状が改めて示された。エコノミストらは、失業率の上昇はカナダが景気後退に向かっている可能性があると指摘した。

デジャルダン・グループのマクロ戦略責任者、ロイス・メンデス氏は「金利を引き下げることが、今後の住宅ローン金利に伴う負担を和らげ、経済の軟着陸への希望を少しでも保つ唯一の方法だ」と指摘。カナダ中銀行は今月25ベーシスポイント(bp)の利下げを行い、その後の3回の会合でさらに2回の利下げを決めるだろうとの見方を示した。

カナダ中銀は6月に約4年ぶりに主要政策金利を引き下げた上で、インフレが引き続き沈静化すればさらなる引き下げの可能性があると述べた。

カナダ中銀の次回政策決定会合は7月24日。その約1週間前にはインフレ指標が発表される。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます