- 2024/06/03 掲載
さらなる規制緩和必要=日本のライドシェア―米ウーバーCEO
米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのコスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は3日、東京都内での記者説明会で、日本で一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ「ライドシェア」のさらなる規制緩和を求めた。「制度の柔軟化で運転手と利用者双方にとって利便性が向上する」と述べ、タクシー不足解消につながると強調した。
日本では、国の規制緩和により、4月にタクシー会社が運転手を採用して仲介する形でライドシェアが始まった。コスロシャヒ氏はこの仕組みについて「運用が複雑でメリットが明確ではない」と指摘。一部地域で時間帯を限定して運行していることに関し、政府に制限撤廃を求めた。「ダイナミックプライシング(変動価格制)」検討の必要性も強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者説明会で説明する米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのコスロシャヒ最高経営責任者(CEO)=3日午前、東京都港区
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