- 2024/06/03 掲載
独製造業PMI、5月45.4に改善 新規受注の落ち込み和らぐ
新規受注は、過去2年間で最も穏やかな減少にとどまった。
ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、「まだ理想的な水準には達していないが、好転の兆しがある。新規受注はなお減少しているが、今後数カ月で需要が増加する可能性がある」と述べた。
多くの企業が需要を過小評価していたため、完成品や中間財の在庫取り崩しを強いられたもよう。
調査した企業は11カ月連続で人員削減の意向を示し、生産現場はさほど逼迫していないとみられる。それでも今後12カ月の成長に関する楽観度は2022年2月以来の高水準となった。
調査企業は、金利低下による投資と需要の回復に期待を示した。
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