[香港 ３１日 ロイター] - 香港政府が３１日発表した４月の小売売上高は前年比１４．７％減の２９６億香港ドル（３７億９０００億米ドル）だった。復活祭の休暇中、香港を訪れた人たちの支出が減少した一方、域外へ渡航した人が増加した。

減少は３月の７％に続き２カ月連続だった。

数量ベースでは前年比１６．５％減少した。３月は８．７％減だった。

香港政府の報道官は「入境者や住民の消費パターンの変化が今後も小売業界の課題となる」とする一方、「インバウンドの回復、雇用者の所得増加、最近の資産市場の安定は支援材料になるだろう」と述べた。