- 2024/05/31 掲載
デフレ完全脱却の年に=十倉体制4年目始動―経団連
経団連は31日、東京都内で定時総会を開き、十倉雅和会長は任期最終年となる4年目に入った。十倉氏は「30年来のデフレからの完全脱却を実現する歴史的な年にしたい」と表明。構造的な賃上げ定着に向け、下請け企業との取引適正化を浸透させるため、改定した企業行動憲章などの実践を会員企業に求めた。
総会には岸田文雄首相も出席した。2024年春闘で実現した高水準の賃上げを踏まえ、「勢いを来年以降に必ずつなげていくため、できることはすべてやっていく」と強調。「独禁法、下請法などもフルに動かして、中小企業の価格転嫁を促していく」との考えを示した。
【時事通信社】
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